うなぎの魅力に関する考察-うなぎの白焼きってすごく美味しいですよ|うなぎは江戸前?

うなぎの魅力に関する考察

まず、うなぎというものを食べようとするとき、我々庶民にとってはちょっとした冒険になる、というのは、うなぎというものは他の食べ物と比べて総じて高いからである。ちょっとした鰻丼を食べようとすれば大抵はお札の一枚は最低でも消えることになり、それだけあれば牛丼であれば3杯は食べられようという物になってしまう。そんなうなぎも江戸時代には下等な食べ物であり、高級品として扱われるようになるのは、現代のように蒲焼きで食べられるようになってからだという。


ある江戸期における天才学者が「土用の丑の日」にうなぎを食べると健康に良くなる、と宣伝したことが今でも残っているというから、人間の習慣という物はおもしろい物である。

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もっとも、うなぎが体に良いことは事実であり、豊富な栄養素を含んでいるのは知っての通りだ。栄養ドリンクの一つもない江戸期の人々においては、現代の我々以上にその栄養不足を補充する効果があったのではないだろうか。現代においては他にいくらでも代用がきくので、その点は有り難みは薄れているが。


しかし、うなぎの魅力はなんと要っても味であり、あの淡泊かつ豊かな食味に工夫をこらした甘辛いタレをつけて香ばしく焼いたときのあじは何ともいえないのである。

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その調理法が生まれるまでは丸ごと一匹串焼きにして売られていたというから、はじめて蒲焼きを考案した人間はまさに革命家といっても良いくらいのものである。ちなみにうなぎは東西各地で食されているから、やはりその魅力はどこに行っても代わりがないのであろう。

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